こんにちは、川合木工所です
今日も工場には、木を削る音が響いています
「職人さんって、どんな気持ちで丸棒を作っているんですか?」
そんな質問をいただくことがあります
せっかくなので、今日は職人のひとりとして、ちょっとした“つぶやき”をお届けします
私たちが毎日向き合っているのは、一本の角材から削り出した丸棒です
木と向き合うときは、まず木目や表情を見て「この木はどんなふうになりたいのかな?」と
なんとなく感じ取ります
あとは、少しずつ、少しずつ、角材をきれいな丸棒にしていきます
どの木も、それぞれに個性があります
節があったり、色が濃かったり、まっすぐそうに見えて、よく見るとちょっとだけ反っていたり
一本一本、まるで性格が違うんです
その個性を見ながら、木と相談するように、丸くしていきます
そのコツややり方は……ここでは秘密です
でも、長年木と向き合ってきたからこそできることだと思っています
丸棒がきれいに仕上がったときは、やっぱり嬉しいですね
まっすぐで、なめらかで、手で触るとほんのり温かい
そういう丸棒ができると、「よし、今日もいい仕事ができたな」と思えます
丸棒は、ただの材料に見えるかもしれません
でも私たちにとっては、木の命をお預かりして、誰かの手に届く一本にする、大事な仕事です
だからこれからも、一本一本ていねいに、木と向き合っていきたいと思います
今日も工場には、木の香りと、丸棒を削る音が響いています
そんな日々の中で生まれる、ちいさな“つぶやき”も、またお届けしますね




